​TARA

世界の海を『科学探査船タラ号』で航海、科学者とアーティストによって地球温暖化やマイクロプラスチックの問題を可視化し、海を守ることの重要性を発信してきたTARA OCEAN。その日本支部が全国の国立大学の臨海実験施設の連携組織JAMBIO(マリンバイオ共同推進機構)と協力し、日本発のローカル科学プロジェクトを立ち上げ活動を開始した。私もアーティストとして船に乗り、研究結果をもとに制作をしている。

ニューヨーク州立大学フリードニア校の研究チームによると、世界で流通しているペットボトル飲料水の約93%にプラスチックが混入していることが判明した。私はその研究結果を知った後、道端に落ちていたペットボトルを回収し、その形状を再利用し樹脂で成形した。この中に海で実際に回収したマイクロプラスチックを封入することで、我々の日常の行為と地球の生態サイクルによって、マイクロプラスチックが自らの体内に還ってくる現代社会の負の循環を表現している。

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Re:cycle box

W2000×D1800×H750mm/2021
ミクストメディア
​TARA JAMBIO PROJECT WORKs